概要
最初に、ホールを擁護するのが目的ではないです。
ただただ、こんだけやばいんですよ最近のパチスロ機は、ってのがわかってもらえればいいかなと。
先日ですが、ふとバジリスク2を実践したくなってホールに足を運んでしまったんですが、巻物の開眼チャレンジ非当選が連続10回とあまりにも引きが悪い。
ここで遠隔やーと騒ぐのは簡単ですが、それなら普通に起こる巻物スルー回数ってどれぐらいなんだろうと思い、最近pythonで作ったスルー許容範囲を求めるプログラムを引っ張りだしてシミュレートしてみました。
バジリスク2について今更話したところで誰も得しないでしょうから、まだ稼働があるまどマギのスイカがマジチャレ非当選が何回連続までなら普通に起こるのかをシミュレートしてみます。
調べ方
とりあえずpythonさんに実際にまどマギで遊んでもらいます。
今回は設定1~6まですべてマジチャレに100回当選するま行い、そこからマジチャレ当選までの平均G数、さらにG数の分散を求め、そこから普通は起こりえないハマリG数を求めます。
それで求めた平均と分散を使い、平均+3×分散をマジチャレ間ハマリの許容G数とします。
許容G数が求まれば、スイカを引く確率は分かっているので、確率通りにひければ何回スイカをとれるかがわかります。
それが許容スイカスルー回数ですね。
とりあえず結果
シミュレートした結果はこんな感じでした。
設定1
許容スイカスルー回数:19
設定2
許容スイカスルー回数:20
設定3
許容スイカスルー回数:18
設定4
許容スイカスルー回数:16
設定5
許容スイカスルー回数:14
設定6
許容スイカスルー回数:12
ここで復習すると、まどマギのスイカ確率は全設定で1/60.01(ここを参考に)。
試行回数が足らないので、設定1よりも設定2の方が許容スルー回数が多いですが、それでも設定1は通常時約1140Gもの間マジチャレ非当選が続いても文句は言えないということになってしまいます。
とはいえ、今回はよく言われる3σのお話を使っています。
つまり、このハマリゲーム数は台の故障が原因、もしくは意図的な介入がない限りまず起き得ないゲーム数です。
逆に言えばこれ以下のハマリなら起きても不思議じゃないといえるわけなんですが…
正直もうちょっとマシなゲーム数が出てくると思ってましたが、そうでもないですね。
あと、この結果を信じないでください。あくまでシミュレーションですし、おそらく実際の台の抽選のアルゴリズムと違った方法でシミュレーションしているはずです。
あくまでご参考に。立ち回りに役立つわけでもないですが、たかがチャンスゾーンでこんだけはまるだけ今のパチスロはやばい、言いたいのはこれだけです。
おまけ:シミュレーション内の抽選のアルゴリズムについて
まず65536枚のくじを作ります。
その中にはint(65536/60.01)の枚数だけ「当たり」と書いてあるくじがあり、あとは「はずれ」と書いてあります。(ここでintは小数点以下切捨てです)。
さらにint(65536/60.01)の枚数の当たりくじの中に、「当たり」のほかに「CZ」と書いてあるくじが20~30%くらいの割合であります。
このくじを引いては戻すを行い、「当たり」「CZ」と書いてあるくじが引けたらマジチャレ当選というわけです。
抽選はこんな感じです。
要望があれば追記でコードも載せます。
それにしても最近の台は悪い話しか聞かないっていうのはどうなんでしょ…