数学的にどうなのさ?

大学時代にちょっと長く数学を勉強した人の雑記。数学のこと(主に統計)や趣味、メモなどが多くなります

ひぐらしのなく頃に業を賽殺し編から考える

概要

2020年秋からスタートしたひぐらしのなく頃に業。正直無印版のリメイクくらいに考えていましたが、鬼騙し編というサブタイトルを見て「あ、違う話をするんだ」となりました。
私はひぐらしはPC版から入って、うみねこもPC版から入り自分なりに推理していたので今回もやっています。
しかしまぁ、当然なのかもしれませんがひぐらし無印とはおそらくルールXYZが異なっているでしょうし今までと同じ考え方ではダメそうですね。
とりあえず自分の頭の中の整理のためにちょっと記事を書いてみます。

賽殺し編とは

ひぐらしのなく頃に」のファンディスク、「ひぐらしのなく頃に礼」に収録されたお話で、OVAとしてアニメ化もされています。
簡単に話の内容を振り返ってみると、梨花が事故にあって目が覚めると別世界の雛見沢にいて、そこはオヤシロさまの祟りも起きていないため悟史や梨花の両親も生きている世界 。そして羽入がなぜか移動できない世界。その世界からなんとか元の世界に戻るために梨花が頑張る、というお話です。
詳細はファンディスクやってもらうか、アニメを是非見てくだされ。

賽殺し編と業は関係性はあるのか?

似ている点としては「舞台がどこか違う雛見沢」であることでしょう。
どう見ても業の舞台は今までとは違っているようですし、以前あったルールXYZ、特にルールYが存在するのかも微妙です。ルールYは鷹野によるオヤシロさまの祟りを起こす、梨花を殺して雛見沢大災害を起こすことでした。
業の世界と賽殺し編の世界は全然違いますが、無印と解での雛見沢とは業も賽殺し編の世界も異なっている、と認識しておいた方がよいでしょう。

賽殺し編の羽入のセリフから考える

先日記憶が曖昧だったので賽殺し編を再度見直したのですが、ここで羽入が気になるセリフを言っていました。曰く、今度の梨花の死は諦める、と。
つまり不慮の事故での死亡や殺されてしまう状況になったら今後は助けない、ループさせないと言うこと。これについては梨花も了承していました。
じゃあ業の世界はなんでループしてるのか、というのが疑問として浮かびます。
考えられるのは

  1. そんな設定なんてなかった、いいね?
  2. 羽入の心変わり
  3. 羽入以外の仕業

の3つでしょうか?
1.は…まあうん、さすがにそれはないと思いたい。

2.については羽入に悪意があるのか善意からなのかわかりませんが、十分ありえるのではないかと思います。業の状況がそんなこと言ってられないほどイレギュラーだからとかもあり得ますし。悪意からと言っているのも、OPで悪い感じの羽入の絵が出ていたから可能性としてはあるかも程度です。現状では悪意からループさせているという伏線もなさそうですし。

3.については上のOPで悪い感じの羽入の絵があったから、というところから、羽入と同じような力を持っている別の存在がいるのかも?と思ったからです。
最近の話で、麻雀の燕返しの話があったときの「すでにトラップが仕掛けられている」的な話があったかと思いますが、これを伏線とすると羽入ではない別の誰かがオヤシロさまとして祀られていた世界なのかもとも考えました。これならオヤシロさまの像が異なるのもわかる気がします。
ただ伏線が若干弱いので、あるかも程度ですね。

最後に

賽殺し編の話も考察に使えるという前提にはなりますが、業の今の状況と賽殺し編の羽入の考えが大きく異なっているというのは何かのヒントになるかもしれません。
とりあえず15話までの話がいわゆる出題編に位置するものかと思います。ここから物語はさらに動いていくでしょう。これで梨花が業の世界に放り込まれた理由や業での黒幕が明らかになっていくでしょう。
まだ整理をつける意味では雛見沢症候群関係、特にH173(発症を早める)、C120(発症を抑える)についてもちょっと考えたいこともありますし。
時間があればまた別の記事を投下するかもしれません。